WORKS
函南町外構「庭から家をつくる」
AWARD
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ユニソンミライクル2024 マスターピース
審査員コメント
建築家・伊礼氏より
アプローチまわりの佇まいがいいですね。それに、駐車スペースを確保するために敷地の形を利用して少し振ったその判断もすごくいいです。手すりが細くて、その軽やかさも建築に合っていて大好きな佇まいです。
造園家・荻野氏より
プライバシーを確保しつつ、まちに緑を提供しており、建築と庭が一緒に考えられている点を高く評価した。外構の手すり、階段のはね出し、石積等、仕上げのディテールにこだわって丁寧に作られているのが伝わってきた。照明計画も華美でなく、街のあかりほどに抑えている点もよい。
社員の庭
「庭から住まいをつくる」このコンセプトから庭づくりはスタートしました。
人通りが多い街中に位置していることで、周辺施設を使用し前を通る人たちにも緑を共有して欲しい、また室内のどこにいても緑を感じられること。そんな思いで庭のゾーニングを決めたのち、住まいの配置とゾーニングを決めました。
植栽を内からも外からのどこからも見えるよう、あえて建物を斜めに配置をすることで三角地帯をつくり植栽し、メイン道路沿いは建物と道路との距離を短くし空いた空間は街に開く植栽帯としました。そうすることで敷地全体に意味を持たせ、庭を間取りました。
緑は生活を豊かにしてくれる。まさにそんな庭となりました。