木を植えるという事

KNOWLEDGE

green feels横山です。

お客様から、なるべく手をかけたくないから木は植えたくないけど見た目を良くしたい。というご相談をいただきます。そこに住むのは私自身ではないのでその部分は尊重させていただいております。でもなんで木を植えたくないんですか?と聞くと大半の方が、「お手入れがちょっとできなくて、、、」とか「虫が苦手で、、、」と仰います。

もちろん木を植えれば世話をしなくてはいけませんし、虫もつきます。でも木を植える事で、それ以上にいい効果があるとわかったら植えたくならないでしょうか。手がかからないほうが良いに決まっていますし、虫が好きな人なんてほとんどいないと思います。私自身も手入れは嫌いですし、虫も嫌いです。

でも、庭で走り回る子どもたちをみていると庭のある生活って本当にいいなと思います。大人は虫が嫌いでも、子どもは好きだったりもします。そして手をかければかけるほど愛着も湧いてきます。確かに手入れは必要です。でもそれ以上に良い事はたくさんあるんです。

という事で、本日は木を植えるという事のメリットをお伝えしたいと思います。

緑のもたらす効果とは

構造物を優しく、美しく見せる

木を植える事で、格段に見た目は良くなります。また、コストも構造物で意匠するよりも、格段に抑えられます。

建物の人工物感を、繊細な樹木で隠すことで優しい印象になり、時には住宅に影を落とし動きある空間になります。

健康増進、リラックス効果

最近では、森林セラピー、園芸療法などの医学にも使われ始めています。今までは、自然の中に、いると、気持ちが良い、安らぐという事は、感覚的に理解されていましたが、近年は医学の進歩もあり、血圧や、脈拍数が下がったり、免疫機能が改善するなどの効果があるという事が、医学的にも証明されています。

室温の調整、目隠し効果

日当たりの良い場所に木を植える事で、影が出来、風が生まれます。

落葉樹であれば夏場は、木陰を作り、冬は日差しを取り込んでくれます。また隣地との視線を遮るにも効果的ですね。

夏場は天然のクーラーになります。

子どもが自然体験することができ、家族団らんの時間も増えます。

緑を植える事で、植えた樹木の成長を楽しむ事ができます。実のなる植物であれば、収穫する喜び、育つ喜びを実感することが出来ます。花に蝶や鳥が飛んでくるだけで、子どもは喜びます。水を上げなければ枯れてしまうこともあるので、そこで水をあげなければ枯れてしまうという事もわかります。毎日の水遣りをお子様の日課にするのも良いかもしれません。先日庭を作らせていただいたお客様も、庭に出る機会が増え、幼稚園に入園したばかりのお子様が奥様の真似をして毎日水遣りをしていると仰っていました。また家族の会話する時間も増えたと仰って下さいました。

剪定などのある程度のお手入れは必要ですが、緑のある暮らしは生活をより豊かにしてくれます。

虫がつかなくて、成長しない植物はありません。しかし手をかけるから、思い出となり記憶に残るものだと思います。

そして木陰の下で過ごす快適さを多くの方に知ってもらいたいと思います。

先日お引き渡しをしたお客様も、最初は木は手がかかるから、木は入れたくないと仰っておりました。私からお願いして、入れさせていただいたところ、工事が終わるころには、一番気に入っている所は、素敵な樹木が入ったことと仰っておくれました。

なれないことなので最初は戸惑うかもしれませんが、愛情をもって育てていただければ、素敵に育ってくれます。

green feelsでは植えて引渡しではなく、どういう育て方をしたら良いか、いつ剪定したら良いかなど、工事完了後もしっかりとお手入れについても、レクチャー、サポート致しますので安心してくださいね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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